Sight glass

サイトガラス(水位計)の接続部から水漏れ。

最近のマシーンのサイトガラスが何故、円形なのか良く理解できたリペアだった。

すでにサイトガラス自体装着されていないものもある。

サイトガラスは滅多に水漏れは起こさないパーツ、オーバーホール以外
外したり交換することはない。

ボイラーから一番太い銅管上下2本で繋がっているため、ボイラーを取り外すリペアの時に、やむを得ずサイトガラスの銅管を外す。

正面パネルにサイトガラス用の穴が空いているために、サイトガラス自体の位置は決まってしまう。

ボイラーと銅管の取り回しが元の位置より少しでもズレると接続出来ず、強引に取り付けるとガラスへの負担がかかりまた割れてしまうリスクが高まる。

ガチガチに締めると多少の振動にたいしてガラス管の逃げ場が失くなるため、微妙な力加減で締めていく。

緩すぎても漏れて、締めすぎると割れる。諸刃パーツ。

ボイラーの圧力と水を全て抜いてからの作業になるため、修理した後給水し、ボイラーが沸き上がるまで漏れの確認が出来ないからマシーンが立ち上がるまでドキドキ。

もし水漏れがあれば、また1から、、、。 サイトガラスがあるマシーンはボイラーの中を覗いているみたいで何か嬉しい。

金属の塊の中にあるガラスの美しさ、ガラス中に滴る水蒸気は汗をかいて頑張っているみたいにカッコいい。