TOPICS

土屋和之

Posted by TSUCHIYA

November 07, 2015

パボーニのセーフティバルブ
このパーツもオーバーホール時に分解し点検

バキュームブレーカー(蒸気をためる内圧をためるための弁)の機能と蒸気が2.0bar以上に圧力をにがすための安全弁の機能が備わっています

このスプリングは常に圧力がかかるとところなので、劣化すると縮みっぱなしになり、圧力が抜け続けてしまいます。
少しスプリングを伸ばしテンションを戻すだけで漏れが止まることもありますが、なかに挟んであるガスケットがへたっていると蒸気が漏れます。
多少の漏れなら抽出にそれほど問題ありません。
温度が上がらず蒸気漏れする場合は交換が必要です。
かなりマニアックなテクニックですが、このセーフティバルブに細工を施して、温度調整をすることも可能です。
海外のサイトで見たことがあります。
(私はやったことありませんが)
もちろんゲージをみながらの調整になりますので
ユーロピコラで調整する場合はゲージをカスタムしなければなりません。
こんど挑戦してみます。