March 15, 2020
TOPICS
Footpedal
LaPavoni stradivari and Mazzer super jolly.
Mazzer super jolly customed footpedal.
Mazzerのタイマースイッチタイプは
オペレーション上、毎回ON/OFFが繰り返される。
イタリアで生まれたエスプレッソグラインダーは、元々一杯づつグラインドする現代のスタイルではない。
ドーサー内に目一杯コーヒー粉をストックし、ドーシングスター(レバーを引くと一杯分出てくる為のスペース)を2回ひくと14g落ちてくる為の設計。
グラム調整は10回レバーを引いたときに70グラムがきちんと出ているかが調整の基準。
これを3回繰り返し70グラム+-0.5以内
(一般的な調整基準)
もちろんお店によっては15gだったり、18gだったりします。
2回レバーを引いてタンピングに移るオペレーションから、スイッチを入れた瞬間からドーシングレバーを引くオペレーションに変わった。ドーサー内にコーヒーをストックせず酸化を防ぎより新鮮な状態でグラインドするためにオペレーションは変化していった。
この連続でドーシングすることでポルタフィルターに上手く落ちなかったコーヒーの粉はロスになる。
このロスをなくす為と誰でもワンタッチで同じグラム数を落とす事を可能にしたのがオンデマンドタイプ。
すべてのバリスタがこのグラインダーの進化の歴史を知る必要はないけど、グラインダーとエスプレッソの関係はこれだけ繊細で技術が必要であったことは知っておくべきだと思う。
話は長くなったけど、手でON/OFFするよりもフットペダルの方がグラインド中のロスがなくオペレーションに無駄がないかも。
なにより、スイッチの故障が少なくなる。