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土屋和之

Posted by TSUCHIYA

May 09, 2020

Piston Pressur gauge

抽出圧力ゲージの取り付け。

まずはピストンレバーのEリングを外します。マシーンを傷付けない様に注意しましょう。

左側からピンを押すとクリアランスがとれます

レバーが外れます。

14ミリの薄型スパナ2本でピストンの上下の調整ボルトを外します。

10ミリのスパナでピストンシリンダーを外します。

ピストンシリンダーをフリーの状態にします。

ガスケット外しの工具でグループヘッドのガスケットを外します。ガスケット外しは、なるべくガスケットを傷付けない様に底からすくい上げるようにして、精密のマイナスドライバーで隙間をつくり、外します。

シャワースクリーンを外し、ピストンシャフトに上からテンションをかけてピストンとシャフトを抜き取ります。

抽出圧力ゲージを取り付けます。

Naked社のスケルトン

ガスケットを移植します。

2000年以降のmillenniumモデル51ミリグループヘッドの場合はシャフトとピストンの間にスペーサー入れます。

ピストンヘッドとシャフトを取り付けます。ピストンヘッドの中央から六角ビスでピストンヘッドとシャフトを接続

中央の穴から圧力を読み取ります。

グリスをたっぷり塗り込みシリンダーの中の樹脂スリーブにもどします。この時ピストンが樹脂スリーブの中に簡単に入ってしまう場合はピストンガスケットが劣化してきています。

精密のマイナスドライバーで優しくネジ込みます。

シャフトと抽出圧力ゲージを金属のクリップで連動させるための、ビス穴位置が正面から見て、真横に来るようにピストンを入れていきます。

樹脂スリーブとピストンヘッドがフラットになる位置に調整し、シャフトとゲージの接続部にオーリングを入れ、接続していきます。

抽出ゲージは、シャフトと固定するためのボルトナットとゲージの向き調整のためのボルトナットがついているので、シャフトをしっかり固定させてから、ゲージを正面に持って来るように向きの調整をします。

ゲージが正面を向いたら、クリップでシャフトどゲージを接続します。

レバー固定ピンのEリングを戻します。

抽出圧力ゲージのセットアップ完了です。

ご購入希望の方は、メールにてご連絡ください。steam.piston.brewing@gmail.com

抽出圧力ゲージ(45000円)は、取り付け作業費(5000円)+オーバーホールA(19000円) 今回の抽出ゲージのロットに限りオーバーホールAをサービスいたします。

抽出圧力ゲージ+取り付け作業費+オーバーホールA ( 50000円税別+送料 )

こちらのブラックベースユーロピコラの新台に抽出圧力ゲージを取り付けて販売予定です。

オーバーホールA(19000円)