January 28, 2022
TOPICS
Internal mechanism 1
今日は内部機構のカスタムの話
2000年以降パボーニにはピストンシリンダー内部に樹脂のスリーブが装着されている。
スリーブの外側にお湯が通過してからシリンダー内にお湯が入り、グループヘッドを温める機能と沸騰したお湯を直接シリンダーに送らないためお湯のスプラッシュを抑える機能も賄っている。
専用工具が無いと外すことが出来ないことや、イタリアの出荷段階で強烈なボンドが付着していて、なかなか素直に外す事が出来ない。
スリーブは樹脂のためコーヒー油の付着、熱による変形や、治具が金属のため接続部が割れしまうことがあり、分解清掃オーリング交換は慎重に行なう必要がある
スチームピストンブリューイングでもスリーブの分解清掃オーリング交換はオーバーホールと別途プラス¥10000税別
この樹脂スリーブをステンレス製にカスタマイズすることで樹脂スリーブのネガティブなポイントが改善される。
重曹などのクリーニングでシリンダー内部は清潔に保たれ、熱による劣化や変形もしない。結果オーリングへの負担も軽くなる。
ステンレス製のため分解する時の破損の心配もないため、分解清掃のメンテナンス性も上がり一石二鳥なのだ。
2000年以降のマシーンはこのmodにより、マシーンとして格段にグレードアップする。
このサービスを行っているのはおそらく国内で弊社だけです。
オーバーホールのついでにステンレススリーブを交換してはどうでしょうか?
ステンレススリーブ¥15000税別
オーバーホールのご依頼の際のステンレススリーブへの交換はパーツ代のみで交換いたします。
その他IMSフィルターやパイプコネクター、パイプ、ピストンヘッドまでステンレス製にし、強度と耐久性を向上し、エスプレッソのクオリティを上げましょう。
更に10年20年使える相棒にしてみませんか?