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土屋和之

Posted by TSUCHIYA

January 10, 2014

PID

エスプレッソマシーンの性能を計るとき連続抽出能力や温度制御能力は
大きなポイントになっています。
温度の安定は同じ味のコーヒーを表現することにつながります。
一般的なマシンの温度管理はサーモスタットによるオンオフ設定なので
サーモスタットの内部の金属膨張率でヒーターオンオフしている。
この場合温度がもっとも高い時と低いときでは、➕➖10℃位変わってしまうことがあります。
一方PIDはデジタル補正による温度管理なので1℃単位で湯温をコントロール
出来ます。
レバーマシンにPIDをカスタムするとしたら、ボイラーに穴を開けて、温度センサー
を仕込み、SSRを組み込んで、温度を設定。
デジタルで表示しているところを、どうマシンに取り込むかが見た目の
ポイントになってくるでしょう。
マシンのそこに隠すか、土台の側面に穴あけしてデジタル表示すのか
色々なバリエーションが見えてきますね。
もちろん当店でもこれからやっていくつもりなので試作品ができたら
アップします。