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土屋和之

Posted by TSUCHIYA

June 04, 2015

シルバーのダブルゲージ
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スイッチをいれて約5分
使用するカップを暖めることを考え、私の場合は水位計満タンに水をいれます。
レバーを上げて、立ち上がりを待ちます。
大体何度位で抽出口からお湯が出てくるか 分かるので、抽出の参考にしてます。
大体80℃位でお湯が出始めます。使用するエスプレッソカップが満タンになたらレバーをおろして
抽出のタイミングを待ちます。
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ユーロピコラ ルッソを使用
49mmバスケット、ボトムスレスフィルターで今日は14gで調整
ポイントに来たら抽出
201506041440047f7.jpg片手で作業しているので、写真がうまく撮れません。
2015060414391624f.jpg
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今日はデミタスカップでマキアートに挑戦
マグカップだと底が広いので、液量とクレマのバランスが崩れてしまうので
表面の外側にクレマを残すラテアートはデミタスカップがいいとおもいます。
デミタスカップは難しい。
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たっぷり砂糖を入れます。
20150604143716c7b.jpg
美味い。
朝一のマキアート、目が覚めます。
この後、スイッチを切らず100℃位でエスプレッソを抽出。
温度が高いと焦げ臭さが際立って、コーヒーの甘みが
消えてしまいました。
クレマも白く、ブラックショット(温度が高いとおきる現象)。
最近のパヴォーニは、マシンの立ち上がりを知らせるランプがついています。
現行のマシンは、ほぼこのタイプ
圧力管理でコントロールしているマシンなので、1barから1.2bar
まで立ち上がりのレディーの状態をまで待っていると、抽出には温度が高すぎるとおもいます。
給水可能なマシンならば、温度を下げることもできますが、
このマシーンは、給水ができないのでマシンが立ち上がるまえを
狙って抽出するのがベストと考えます。
また、一度エスプレッソを抽出すると、ボイラー内に蒸気をつくるスペースが拡大するため
お湯より温度が高い蒸気がボイラー内部の温度を速く温めてしまいます。
つまりLA PAVONIのレバーマシンの場合、立ち上がりの一杯目が
一番重要ということです。
マシンの電源を落とすという方法もありますが、これも一杯目が一番効果的です。
また二杯目以降に電源を切り、温度調整をすることも可能ですが、
先ほどご説明した通り、お湯の減ったスペースの温度は、蒸気を作り高温になってしまうので
、一杯目のようなタイミングで抽出することは難しくなります。
ボイラーとグループヘッドの大きいプロフェッショナルのほうが安定しているように
感じるのは、この様なことも関係しているのではないかとおもいます。
皆さんも
「一番搾り」
試してみて下さい。