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土屋和之

Posted by TSUCHIYA

December 30, 2013

今日はベストショットに重要な、抽出のタイミングについて検証しました。
レバーマシンの抽出で難しいのは湯温の調整です。
マシンの構造上ワンボイラーで給水するのが不可能なため、
一度ボイラーが飽和状態になってしまうと、
マシンの湯温を下げるのに相当時間がかかります。
仮に飽和状態で抽出した場合、
お湯がスプラッシュしてブラックショットになってしまいます。
エスプレッソも灰汁が強い嫌な酸を出してしまう。
では91℃~92℃で飽和状態になる前に抽出するにはどうすれば良いのか?
蒸気圧をおおよその温度に換算し、ベストな湯温を狙ってショットを打つ。
次回はそのおおよそ換算式表と、
それをもとに作ったゲージを発表します。