February 01, 2022
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Internal mechanism 3
extraction gauge エクトラクションゲージについて。
SPBでは何度もブログやインスタグラムで紹介している。抽出圧を測定できるエクストラクションゲージだ。
2010年頃から開発がすすめられていて、ハンガリー発祥なのか、イタリア発祥なのかは定かではない。
SPBでも同じ機構でパーツを考案していたのでこのパーツを初めて見てたときは、ショックが大きかったのを覚えている。それと同時に自分の考えているイメージや想像力は世界中の何人もの人間が考え、試行錯誤し、時間と資金を投資し人生をかけて開発しついることを再確認した出来事だった。
以前紹介したハンガリー製のNAKET portafiltar社製のもとは接続方向が違い、パボーニ社のエクストラクションキットは交換パーツ点数も多い。
la pavoni社のエクトラクションゲージは最新モデルESPERTO に標準装備されているもの。日本の代理店(イタリア商事さん)では取り扱いがないので、海外の代理店からの取寄せてSPBで取り扱っております。
パボーニ社製エクトラクションパーツキットは、ピストンヘッド、シャフト、スペーサーブッシング、ゲージ、アームピン、アーム、レバー。
SPBでは依頼を受けたお客様とご相談してアーム、レバー、ピストンヘッドは国内で加工して交換パーツ点数を減らしカスタムをご提案しています。
コストも削減できますし、アームやレバーが余っても使い道がないので、お客様のパーツでできる限りのことしたいと思ってます。
もちろんアームやレバーを全て新品に交換しカスタムすることも可能。
SPBでは柔軟性と耐久性に優れたシリコンのピストンガスケットを採用しはじめました。
ピストンヘッドの取り付け方向やスペーサーブッシングとゲージの取り付け角度などは一般の方には少し難しいかもしれない。水漏れ蒸気漏れを起こした場合はマシーンを冷やし、また分解して組み立て、調整。自分でチャレンジしたいかたはブログを参考にしながら頑張ってみて下さい。
来月から初心者向けワークショップ、オーバーホール、エクトラクションゲージカスタムの講座など少人数制で開催予定。
パボーニ社製のゴールドのネイキッドの取り扱いもございます。スペーサーブッシングがクロムしか無いのですがご希望があれば真鍮で作成することも可能です。
ラパボーニ社製エスペルト エクトラクションパーツキット オーバーホールAと同時交換
¥55000税別
エクトラクションゲージで楽しみましょう。