ヒーターの比較

Pavoniのヒーターです。
旧型真鍮タイプと現行ステンレスタイプ
ヒーターを交換する際、旧型真鍮ベースのヒーターは
色々と問題が多いです。
旧型真鍮ベースの新品のヒーターにした場合、まずボイラー
との接点であるガスケットが販売停止になっているため、探しだすのに
苦労します。海外のサイト、エスプレッソパーツでも取り扱いが
ありませんでした。たまに掘り出し物として出るくらい。
またプレッシャースタットにつながる銅管はネジロックでがっちり
決まっているため既存のヒーターからとるのが苦労します。
取れたとしても、取り回しが変わってしまうため、新品の銅管を
使用し、ボイラーに取り付けたあと、型を作ったほうがいいでしょう。
銅管

これを取り付けるには、コツと経験が必要。
銅管の先にカルキが詰まってプレッシャーコントロールを
不能にするときがあります。その時はヒーターごとはずして
針金でごしごし。

見ていただくと分かると思いますが、ヒーターを固定している三点のビスの部分も
厚みが真鍮タイプとステンレスタイプとでは違います。真鍮タイプの方がビスが長いため
ステンレスタイプに交換するときは、ビスにワッシャーやナットを咬まして厚みの調整が必要です。
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ちなみに、ステンレスタイプのビスはM5の12mm
ヒーターを真鍮タイプからステンレスタイプに交換するに当たって
パーツの互換性には問題ありません。
ただヒーターの端子の出方やプレッシャースタットの位置がマシンによって
違うことがあるので取り回しの調整がひつようとなります。
レバーマシンユーザー様のカスタムやレストアの参考になれば幸いです。