June 28, 2015
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スチームチップの比較
一つ穴のスチームチップとラインの入った一つ穴スチームチップの比較です。
まずは普通の一つ穴
同じ条件で検証してみました。
冷たい牛乳、ピッチャーを用意して1.0bar
時間とクオリティーがどれくらいちがうのか?
60度までおよそ1分15秒(撮影のため測定時間にロスが出たこと考慮して)
撹拌は、一つ穴の場合、常に牛乳の上部で空気を入れながらローリングをしていく必要があり
スチームの威力を上げるには、ノブを最大に回す必要があります。
ノブを閉じるとき泡がバブリーになってしまう可能性があるのでその辺のコントロールも必要。
大体53から55度くらいのあいだでノブを搾っていくといいでしょう。
また、一気に閉じないとバブリーな泡が出ます。
クォリティー
三つ穴よりはだいぶコントロールしやすいですが
少しバブリーですね。温度コントロールやミルクピッチャーのタンピングでもっと綺麗に出来るとは思いますが
これが平均的なクオリティーだとおもいます。
またクレマのよい状態を保ちながら、スチーミングに移りたい場合は1分15秒と言う時間は少し長いような気がします。
特にpavoniのエスプレッソ抽出はよいときと悪いときがはっきりします。
せっかくベストショットが出てもスチーミングでミスをしたら台無しです。
よりよいタイミングでのスチーミングのこつをつかんでいただけたら幸です。
次回はラインの入った一つ穴の検証。