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土屋和之

Posted by TSUCHIYA

July 30, 2014

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12オンスのミルクピッチャーを使用します。
内側からみて注ぎ口のくぼみあたりがカプチーノ1杯約250cc
ミルクピッチャーを上からみて、十字を描きます。
左下1/4の部分にスチームワンドの先端を差し込みます。
パボーニのスチームチップは3つ穴なので結構な勢いでスチームがでてきます。
コントロールするにはコツがいります。
スチームノブを2回転一気に開き、ゆっくりピッチャーを下げます。
ミルクの水面ギリギリのところまで下げ、
(ジジ、ジジ)という音鳴らしフォードミルクを作ります。
このタイミングでフォームの量を調整するので、
ミルクがボコボコと音をたてないように気を付けます。
フォームをたてる時間は2、3秒位でしょう。
あとはスチームワンドを3センチ程奥に突っ込み60℃前後までひたすら撹拌。
目安は手でミルクピッチャーが持てない位です。
慣れるまで温度計を使ったほうが感覚がつかみやすいです。
撹拌の方法は色々ありますが、
先程説明した4/1に当たる手前の内側にスチームを当てると
ミルクがうまく回転します。
やり方は様々なので自分のやり易い方法を見つけていきましょう。
私のやり方を参考にしてもらえれば幸いです。
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ミルクの大きなフォームはピッチャーの底を叩いて潰します。
ウィスキーグラスの中でロック氷を回すように、
叩いて回す、叩いて回すを繰り返していくうちに
シルキーなフォードミルクに近づいていきます。
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55℃くらいのフォードミルクを作ると滑らかに仕上がります。
カップに注ぐと50℃くらいになります。
ラテアートなど技術がつけば、マシン触る機会が増え
今より更にエスプレッソのある生活が広がりますように願っております。