July 01, 2015
TOPICS
湿度
簡易的な湿度計
朝、晴れた日。湿度40%。
この時期の豆のメッシュ調整は難しい。
湿度があがると、砕いた豆の粒子がくっつきやすいので、
基本的には少し粗めに調整します。
いつも同じ条件で抽出することは難しく、豆の焙煎や経過した時間、タンピンクなどで特にこの時期は変化します。
レバーマシンの場合、毎日使ってあげることで色々気づく
ことがあります。
圧力のかけ方や、温度、いつも通りにやっても昨日とは全く違う抽出や味。
その変化や過程も楽しみましょう。
私が特に感じるのは、豆の種類でグラム数とタンピンクで変化が激しいこと。
13.5グラム~14.5グラムのなかでいつも正解をさがしています。
私の場合、タンピンクの作業はかなり力を入れてマシンに圧力がかかりやすい条件にします。
バスケットと豆の隙間は0.5センチ位のこして、ぎちぎちの状態でマシンにセットします。
ゆっくりとレバーを上げて、2.3回軽く下げた時圧力がレバーに感じたら、ゆっくり下げます。
この時条件は様々ですが、レバーをあげ、蒸らしているときに、ポタポタ流れて来るようなときは、あまり圧力がかかりません。
せめて、ポタくらいで、1、2滴ゆっくり垂れてくるか、圧力をかけるまで落ちてこないか位を目安にしてます。
このくらいにぎっしり圧力がかかっているとレバーをさげるとき、力が必要です。
私は左手で給水ノブを抑え、右手に自分の体重が乗る様な形をとり、レバーに圧力をかけます。
それからゆっくりレバーに圧力を加えて抽出します。
この方法は豆が古かったたり、豆のメッシュを変えたとき(細かく)効果的です。
ただ、抽出後内圧も溜まりやすくなるので、注意が必要ですね。そんなときはそのままもう一度抽出して、シャバシャバ
な状態にして内圧を抜きます。
もしくは5分位経ってからゆっくりポルタフィルターを上下に
揺らしながらはずしましょう。
自分なりに色々工夫しながら、エスプレッソを楽しみましょう。
今日湿度が高いです。
また研究します。